【社会人から看護師】社会人から看護学校に入学する方法

看護学校受験

こんにちは

社会人から看護師になった【よしなお】です。

現在、社会状況が今まで全く予想もしていなかった状況に陥っています。  …コロナ禍です。

ワクチンの誕生や治療薬の開発など、少しずついいニュースもありますが、
まだまだ収束に向かっていないのが現状です。

このコロナ禍で、今まで当たり前にあった収入が減ってしまったり、仕事がなくなってしまうのではないかという不安や悩みを持っている人もいるのではないでしょうか?

実際に最近では大きな影響を受けている業種や企業も多く、現在の勤務先でボーナスが出なかったり、給料が減ってしまったり、今後の生活に不安を抱えていらっしゃる方も多いと思います。

私は現在看護師として働いていますが、看護師になる前は福祉職として働いていました。

収入は今よりも10万円以上低かったです。

やりがいを感じて働いていましたが、今後の生活を考えると収入面から不安も抱えていました。

子供も生まれ、子供の将来の選択肢を親として不自由なく提示してあげられるかという不安も大きかったです。

このような不安や悩みを解消するために色々と情報収集を行った結果、
一念発起して看護師免許を取得すると決心しました。

なぜなら看護師という専門職は、

・全国どこでも常に求人があり、職を失う心配がない
・収入が安定している
・他の医療、福祉系資格職の中で比較的高収入
・常に売り手市場
・スキルを身につけることでキャリアアップできる
・生活スタイルに合わせて働き方を選択できる
・本業に慣れてきたら資格を活かして副業収入も見込める

というアドバンテージやメリットがあるからです。

私は…

・精神科リハビリ施設で精神保健福祉士として5年勤務
・看護専門学校に社会人入試で入学
・看護学校卒業後はがん専門病院へ就職
・2年後に精神科病院へ転職
・現在看護師歴8年目、精神科歴11年目

という経歴で現在にいたります。

看護師になってからもそれなりに大変な事はありましたが、収入の不安や悩みは解消されているので後悔は全くありません。

看護師としての経験を重ねていくうちに、仕事のやりがいや充実感も感じられるようになってきました。

現在は本業とは別に、看護師免許を生かして月10万円以上の副業収入も得ることができています。

このような理由から、今ではしっかりと覚悟を決めて、
これからの人生を【看護師で生きていく】と決心することができました。

この記事では看護師になるための道のりや、社会人から看護学校に入学する方法について説明し、経験談もお伝えしていきます。

 

 

看護師資格取得までの道のり

出典:https://www.nurse.or.jp/aim/become.html

看護師になるには、国家資格である「看護師資格」が必要です。

看護師資格を取得するには、上記の図のように文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業し、看護師国家試験に合格しなくてはなりません。

学校は、4年制大学、3年制の短大・専門学校があります。

社会人が看護学校を受験するには

社会人が看護学校を受験する場合、

一般入試で受験する方法社会人入試で受験する方法の2つのパターンがあります。

一般入試では、現役の学生や浪人生といった人たちと競って受験することになります。

多くの社会人は、現在の仕事に就きながらの受験となるため、不利になりがちです。

入試制度を確認する

看護学校の入試制度は、他の大学や短大、専門学校と同様に様々な制度があります。

その中でも、社会人でも学びの機会を得られるようにと設けられているのが社会人入試の制度です。

勉強から離れている時間が長い社会人にとって、勉強することが当たり前の現役生や浪人生と競って一般入試で受験するのはどうしても不利になってしまいます。

そのようなハンデをなくすために、社会人入試は試験内容を工夫して学力に偏った判断だけでなく、適正や素質や意欲で判断できるような仕組みとなっています。

しかし、社会人入試を実施していない看護学校もありますので、志望校はきちんと調べましょう。

 

社会人入試と一般入試の違い

一番の大きな違いは試験内容です。

現役の受験生や浪人生が受験するのは一般入試となります。

一般入試の内容は

・学力テスト(国語・英語・数学・生物・化学など)高校卒業程度の学力が求められるもの
・面接
・小論文(学校による)

が一般的です。

看護学校の入試では、他分野の専門学校に比べて面接での評価が大きくなる傾向にあります。

これは看護師という職業が適正や素質に加えて、高い人間性が求められるということが理由です。

社会人入試を実施している学校は、

・小論文
・面接

上記2つの試験を行うことが多いです。

でも看護学校によっては、学生と同等の学力テストを行う学校もあるため受験する看護学校の試験内容を確認することが大事です。

社会人入試はどのような入試制度が多いのか

社会人入試は、しばらく勉強から離れていてブランクがある人でも、『勉強をしたい』という強い思いに応えて設けられている制度です。

なので、単純な学力だけではなく、

・学ぶことに対する高い意欲
・入学したいという強い意志

に重点が置かれます。

試験科目1つにしても、上記のように小論文と面接という内容の看護学校が多くあり、人間性や適性を判断するための入試ということが多いです。

どちらのほうが合格しやすいか?

社会人入試と一般入試では、試験内容と募集人数が大きく異なっています。

社会人入試の募集人数は若干名のところが多いので、倍率は必然的に高くなります。

一般入試では

●倍率は1.5倍〜3倍くらい
●試験の期間は1月から3月くらいまでの学校が多い

となっています。

社会人入試では

●倍率は3倍以上(高い所では10倍以上)
●試験の期間は11月から12月くらいまでの学校が多い

となっています

先ほど述べたように、社会人入試では、募集が若干名のところが多いので倍率が高くなります。

ですが、試験の期間が社会人入試と一般入試では時間差がありますので事前の準備をしっかり行い、社会人入試と一般入試を両方受験するという方法もあります。

社会人入試は倍率が高いので、一般入試も受験する前提で臨み、社会人入試で合格できなければ一般入試に切り替える。

という流れで計画を立てるのが良いと思います。自分の場合も受かればラッキーくらいの気持ちで受験しました。

よしなおの場合

 

・20代後半で看護学校受験を決意
・私立に比べて公立の学費が1/3程度だったので、学費優先で公立受験に絞る(100万円/3年間)
・社会人入試は国語と小論文だけだったのでダメ元で社会人入試からトライ。
・不合格なら一般入試へシフトチェンジ予定だった。
・履歴書の志望動機の欄を、とにかく読める範囲でたくさん埋めて熱意をアピールした。
・2校目の社会人入試で合格できた

まとめ

 

 

・看護師になるには、国家資格である「看護師資格」が必要です。
・看護師資格を取得するには、指定の学校もしくは指定の看護師養成所を卒業し、
看護師国家試験に合格しなくてはなりません。
・看護師国家試験の受験資格を得られる学校は、4年制大学、3年制の短大・専門学校があります。
・看護師資格は更新等の必要がなく、生涯有効な国家資格です。
・家庭の事情などで環境が変化しても、状況に合わせて働き続けることができます。
・看護師を必要とする職場は多く、完全に売り手市場です。経済的な安定も手に入ります。
・社会人が看護学校を受験する場合は、一般入試で受験する方法と社会人入試で受験する方法の2つのルートがあります。
・社会人入試は勉強のブランクがあっても、受験科目が少なくて良いのは大きなメリットです。
・社会人入試を目指す場合、倍率は高めですが熱意や意志をしっかりと伝えられれば大きなアピールになります。

 

 

 

看護師資格取得に向けて、まずは一歩を踏み出しましょう!

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